実行力100%の会社はつくれるのか?


成城石井元社長の大久保さんの本「実行力100%の会社をつくる!」を読みました。

小売業の話なので直接は関係ないけれど、参考になる部分は多く、面白い内容でした。


固定客を増やすことが大事

最初の方は、売れるにはどうするか?ということで、いかに固定客(ファン)を増やすかが大事と書かれていました。
安売りで一時的に来てくれるお客様ではなく、そのお店を好きになって来てくれるお客様を増やしていく必要がある。

では、その固定客を増やすにはどうしたらいいのか?

それは、基本を徹底すること。
そのお店に来る(サービス提供者ならサービスを受けに来る)お客様が何を求めているか、一番基本となるその部分を最大限良い形で提供することができれば、顧客満足度は上がり、固定客につながっていく。
お客様が喜んでくれることをやるのが大切ですね。

売れるかどうかは売ればわかる!

何が当たるか分からない、ヒットしていたものが急に売れなくなる、そんな状態の今、何が当たるかの調査・分析にお金と時間をかけるより、まずやってみて様子をみる。
うまくいったらそこからより多くのお金と時間をかける。

現場での実行がすべて

経営者の考えを現場が100%実行できるかどうかが鍵。
そのためのマネジメントレベルを上げることが必要。
とはいってもガチガチの管理ではなく、コミュニケーションをはかり、みんなで協力しあっていくということ。

人の成長でしか会社は伸びない

人を育てるには、まず知識を与える。
その上で、経験をさせる。
そうすることで、自主的な行動をおこせる人が育つ。

新たなメンバーも4月から入ってきますし、試行錯誤しながらやっていきたいと思っています。